患者は「ひとりでも多くの人を救ってほしい」
(接種後ギラン・バレー症候群に 曽我奈緒美さん)
「2年と半年たつんですが、それでもまだ普通の生活とは言えない状況。私以外もたくさんの方が苦しんでいることを知ったので、ひとりでも多くの人を救ってほしい」


(接種後下半身不随に 50代男性)
「医者からはモデルナワクチンが引き金になってこういう体になったと言われた。救済制度が認められて費用が戻ってきても、自分の体は元に戻らないので、そういったことも踏まえて、真剣にとらえていただきたい」

患者の会は、さらなる支援や副反応の実態調査を訴えました。

(愛知県 ワクチン接種体制整備室 伊藤亮一室長)
「数としては少ないと聞いているが、実際に聞くと大変なご苦労をされているということが分かってきている。この機会にできることはないか考えたいと思っている」


副反応疑いの件数は、製薬メーカーから国への報告分だけで3万6000件あまり。死亡事例は2000件を超えています。
