“建物の倒壊”と“火災” 不幸がたくさん重なってしまった
【2月4日】
次に訪れたのは輪島市。

(大石アンカーマン)
「危険の張り紙、ここも危険の張り紙が。そして、ここは1階がつぶれている」
(名大・福和名誉教授)
「梁(はり)の様子がよく分かりますよね」


ここでは「建物の倒壊」と「火災」。
最大震度7の揺れによって、3300棟以上の建物が全壊。そして、地震後の漏電が原因とみられる大規模火災で200棟以上が焼けました。


(大石アンカーマン)
「これだけ広範囲で火災が起きた理由は?」
(名大・福和名誉教授)
「建物がたくさん壊れたこと。さらに断水、そして大津波警報で、住民は逃げざるを得ない。道を建物が塞いだり、地盤が隆起していて消防車両も入りにくい。倒れ込んできた建物が延焼しやすくもしている。不幸がたくさん重なってしまった」

