人形のはなふさ 米子店 竹中美佳子さん
「『紐落とし』は、七五三と同じ内容です。山陰地方での独特の呼び方なんです」

そう、古くから山陰では七五三のことを「紐落とし」と呼び、親しまれているのです。その由来は、生後1か月のお宮参りの際に着用する「お宮参り着」にあるといいます。

人形のはなふさ 米子店 竹中美佳子さん
「お宮参り着には紐が着いているんですが、3歳になるとこの紐を落として帯を着用することから、『紐落とし』と呼ばれるようになったと言われています。」

さらに、「紐落とし」を行う年齢にも理由が。