しかも…

北海道立総合研究機構栽培水産試験場 渡野邉雅道さん
「実際に今獲れているものは、大きさが7センチ8センチで、どちらかというと小型のカニなもんですから、あまり商品価値がないんです」

オオズワイガニといいながら、網にかかってしまうのはどれも小さいものばかり。

漁業者提供

しかしあまりにも獲れ過ぎるため地元の直売所で1杯150円で販売したところ、ニュースにも取り上げられ一躍大人気になりました。

人気が人気を呼び、19日には1杯500円に値上がりしているということです。

ところで鳥取県と言えば、山陰の冬の味覚の王者「松葉がに(ズワイガニ)」に、境港が水揚げ日本一を誇る「ベニズワイガニ」が有名な、言わずと知れたカニ王国です。

そして特にズワイガニは山陰では「松葉がに」のブランドで知られますが、地域によって、「越前がに」、「間人ガニ」、「加能ガニ」の名前でも有名です。

この「オオズワイガニ」は、各地のブランド「ズワイガニ」の仲間なのでしょうか?

鳥取県水産試験場 藤原大吾 研究員
「鳥取で獲れるズワイガニはオピリオ種です。オオズワイガニはバルダイ種ということで、種類が違うカニです」