カドル 川上佳恵 共同代表
「母子手帳は、"はい"とか"いいえ"とかばっかりだったので、こうやって何かで形に残せないかなっていうので、当時流行っていたSNSで日記代わりにつけていた。」

ハンドブックの作成に携わった鳥取県倉吉市の川上佳恵さん(41)。
小さく生まれた子とその親を支援するサークル「カドル」の共同代表で、川上さんの双子の息子もまたリトルベビーでした。
カドル 川上佳恵 共同代表
「小さく生んでしまったっていう所の後悔だったりとか、もうちょっと頑張れなかったのかなという風に、自分を責めてしまったりとかもあった。」

兄の蓮都さんは904g、弟の陽都さんは834gと、いっちゃんと同じ超低出生体重児として生まれましたが、今では立派な中学生になりました。

自身の体験をもとに、川上さんがリトルベビーハンドブックに込めた思いとは。
カドル 川上佳恵 共同代表
「たくさん子供たちに"ごめんね"という言葉をかけてしまった分、ここまで大きく育ってくれてありがとうっていう言葉もたくさん伝えてくればよかったなと思っているので、きょうはこれができたありがとう、凄いお母さん嬉しかったっていうような思いもたくさん書いていただけたらいいな。」