新型コロナウイルスの検査用にと、鳥取県中部総合事務所が保育園に渡した唾液採取の容器に、別の保育園の園児の名前のラベルが貼られていたことがわかり、県は個人情報の漏えいにあたるとして対策に乗り出しました。
それぞれの保育園では、唾液採取の容器に園児のラベルを貼って検体を採取していますが、使用しなかった容器は県に返却しており、今回は前の保育園から返却された容器に名前ラベルが残っているのを見過ごして再利用に回し、次の保育園に渡したのが原因と考えられます。
当該担当者には、未使用で返却された容器にはラベルがないとの思い込みがあったということで、県は担当者全員に知らせるとともに、返却された容器を再利用する場合には、ラベルが残っていないか確認するよう対策を徹底しました。