国内最大級の豪華クルーズ客船「飛鳥Ⅲ」が、27日鳥取県の境港に初めて寄港しました。
87歳の誕生日を迎えるため、結婚50年を超え夫婦2人で。豪華客船には素敵な人生が詰まっていました。
記者 澤田祥太
「午前8時、国内最大級のクルーズ客船『飛鳥Ⅲ』が境港にその巨大な姿を現しました」
27日朝寄港したのは、豪華クルーズ客船「飛鳥Ⅲ」です。
今年7月に就航したばかりの最新鋭の客船で、境港への寄港はこれが初めてです。
「飛鳥Ⅲ」は総トン数およそ5万2000トン、乗客定員は740人で、国内で運航する客船としては最大級を誇ります。
境夢みなとターミナルでは境港市の伊達市長など関係者が出席して初寄港を歓迎する式典が開かれ、船長ら乗組員に記念品や花束が贈られました。
今回のクルーズは、横浜港を出発した12日間の日本一周の旅の途中で多くの乗客が参加しています。
乗客は
「あまり揺れもなかったので快適でした。足立美術館を楽しみにしています」
「(母親の)87歳の誕生日を船上で迎えるために申し込みました。」
「結婚54年で。子どもたちが巣立って2人っきりになりましたのであとはもう自由に、なけなしをはたいて。2人で生きなきゃなんないから」
乗客たちは寄港後、早速バスに乗り込み山陰両県の観光名所を満喫したのち、次の寄港地の福岡県・門司港へ向けて出港しました。















