島根県益田保健所は21日、益田市内に住む女性(50代)が食中毒の症状を訴え、腸管出血性大腸菌O157が検出されたと発表しました。

女性は13日から腹痛や血便などの症状を訴えて市内の医療機関を受診し、15日から入院しています。

益田市では腸管出血性大腸菌患者の発生が相次いでいて、今月8日以降これで7人目となり、ほとんどの患者について関連は分かっていません。

益田保健所では短期間に同一地域で連続して発生していることに「関連がないとは考えにくい」として感染経路などを調べています。

また県内では食中毒警報が継続していて、県は手洗いの励行や食品の十分な加熱など食中毒の対策を呼び掛けています。