「がんばれ龍司!ファイトだ龍司!」

故郷の浜田市では、三浦選手の母校・国府小学校に関係者や地元住民150人が集まり、この種目で日本勢初のメダルを願い、熱いエールが送られました。

3000m障害は、ハードルと水濠を越えながら走る過酷な競技。スローペースでレースが進むなか、三浦選手は冷静に好ポジションをキープします。

そして、残り1周。三浦選手はラストスパートで、3位まで順位を上げますが、ゴール直前で他の選手との接触もあり失速。
惜しくもメダルに手が届かなかったものの、それでも堂々の8位入賞です。

三浦龍司 選手(浜田市出身)
「観客の声が地響きかのような、鼓膜やぶれるんじゃないかっているくらい、心の内側から震えるような歓声をいただいて、絶対にメダル獲得していける、そんな自信もあった。
本当に最後惜しいところで皆さんの期待や応援にこたえきることができなくて、すごく自分も悔しいですし、まだまだこれからだなと思うけど、東京世界陸上を経験することができて、観客に囲まれて走ることができて、すごく幸せでした」