大阪・関西万博が10月13日で閉幕するのに合わせ、砂丘の砂を展示している鳥取県は、甲子園のように砂を袋に詰めて持ち帰る特別プレゼントを始めることにしました。
鳥取県 平井伸治知事
「甲子園の思い出で土を持って帰ります、あれと同じように鳥取県ゾーンに来て砂を持ち帰って、お手元に置いていただいて、長く万博の記憶としてとどめていただいてはどうだろうか。」
この「砂丘(サンキュー)砂要る(スマイル)特別プレゼント」は9月20日にスタートし、先着1万人が砂を持ち帰ることができます。
鳥取県は関西パビリオンの鳥取県ゾーンに「鳥取無限砂丘」として砂を展示し、これをきっかけにヨルダンなど外国のパビリオンとサンドアライアンスを結ぶなど、砂は万博での鳥取県のシンボルとなり世界に交流の輪が広がりました。
この砂を「万博の記憶」、レガシーとして一般の人に大切にしてもらおうと企画されました。
更にこの砂を県内の観光地に設置する奉納箱に入れた人には、記念のステッカーをプレゼントすることにしています。
ヨルダン館に展示されたワディ・ラムの赤い砂も、サンドアライアンスの縁で万博後鳥取県に運ばれることが決まりました。
また鳥取無限砂丘で使われたプロジェクションマッピングなどは、万博終了後、県内の観光施設で再活用されることになりました。