すると…
須田美景さん
「良かったね!良かったね!」
出ました!
確率は高くありませんでしたが、ちびちゃん、無事に竹串を吐き出してくれました。
須田美景さん
「さっきみたいな誤飲しちゃった子が吐いてくれて傷つかずに済んだ時とか、入院している子が元気になって退院したりとか、足が麻痺しててあんまり動かなかった子がレーザー治療とかやって足動いたの見たりしていると、なんかすごい嬉しくなります。
やっててよかったなと思うし、元気になる事に携われたことが、携わるのが夢だったので」
真剣に、前向きに動物の命と向き合う須田さん。
重い責任を伴いながらも、まだ決して認知度が高くない「愛玩動物看護師」を目指した理由を聞いてみました。

須田美景さん
「小さい時から一緒にいたわんちゃん、すごい仲良くて、本当に大好きだったんですけど、私が中学3年生の15歳くらいの時に腎臓病になっちゃって。
結構ガリガリになっちゃって、その時に病院とかももちろん行ったりしていたんですけど、自分の中でうまくケアできなかったっていうのがすごくあって…
もっとこうしてあげたらよかったとか、あんなこと今の自分ならできたのにとか思うことがあって、後悔が絶えないので。
なんかそういう後悔を払拭するためにも、動物病院で働いて色々な命を救うサポートをしたいなって」
きょうだいのように育ったペットとの別れ。
その時に何もしてあげられなかったという「後悔」が、今の須田さんの前向きで真剣な姿勢の原動力でした。