28日未明、鳥取県米子市内の国道9号で酒気を帯びた状態で車を運転し、対向車に衝突する事故を起こしたとして、鳥取大学医学部附属病院に勤める医師の男(35)が米子警察署に現行犯逮捕されました。
道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで逮捕されたのは、米子市西福原に住む医師の男(35)です。
男は28日午前3時前、米子市内の国道9号で、酒気を帯びた状態で普通乗用車を運転している際、対向車線にはみ出し軽乗用車に衝突する事故を起こした疑いが持たれています。
衝突された車に乗っていた70代の男性から「国道9号を走行中にはみ出して衝突した」と米子警察署に通報があり、警察が駆け付け男の呼気検査を行ったところ、基準値の2倍となる1リットルあたり0.3ミリグラムのアルコールが検出されたことから、その場で現行犯逮捕しました。
男は鳥取大学医学部付属病院の泌尿器科に務めていて、調べに対し「飲酒運転になることは分かっている」と容疑を認めているということです。
男にけがはなく、被害男性のけがの有無は現在確認中だということです。
また、この事故で、軽乗用車が衝突された衝撃でで道路脇にあった中国電力管理のボックスにぶつかり、ボックスが倒れたということですが、電力供給などに影響はありませんでした。
警察は、飲酒先や飲酒量など引き続き詳しく調べています。
今回の事故を受けて、鳥取大学医学部付属病院は、「このような事態になり誠に遺憾であります。事故にあわれた被害者の方、市民の皆様、関係者に深くお詫び申し上げます。現在当該職員は警察の捜査中であり、警察の捜査結果を待って、当該職員に対して厳正に対応、処分する方針です。改めて、当院では職員に対するコンプライアンス徹底及び法令順守指導を行ってまいります」とコメントしています。















