生きる意味を見失っていた中本さんは事故の5年後、カウンセリングを受け始めました。
被害者サポート支援の団体や警察の存在にとても助けられたと話します。

今でも速度超過で事故を起こした運転手のことは許せないし、憎い。だけど短い人生、ずっと憎んでいても自分の時間がもったいない。だったら今度は、自分と同じように傷つき、生きる意味を見失っている人を助ける側になりたい。

自分のような被害者を1人でもなくすため、そして支えるために、中本さんは今後も講演活動を続けていきます。