扉を閉めるよう張り紙などをしているものの、積雪時は小屋の窓が雪で埋まり小屋内が暗くなるため、扉を開けたまま利用する人も多いといいますが、屋内に雪が積もってしまうことは、これまでなかったそうです。

また、2月16日から25日までの間、大山周辺では悪天候が続いていたため、避難小屋の利用者がおらず、発見が遅れた可能性もあります。

鳥取県西部総合事務所環境・循環推進課の浦田紘佑さんは、「このようなことが起こると避難小屋の機能が失われてしまいます。最悪の場合、他の登山者を危険にさらすことにもなるので、改めて一人一人にマナーを守ってもらいたい」と話しています。