7日午前、島根県松江市の国道9号で、90歳の高齢男性運転の軽乗用車が、対向車線にはみ出し、道路反対側に設置された変圧器に衝突する事故がありました。この事故で、助手席に乗っていた男性の妻が死亡しました。また、変圧器も損傷し、付近では停電の影響もありました。
7日午前9時半頃、松江市東出雲町揖屋の国道9号で、軽乗用車が対向車線にはみ出し、反対側道路の歩道に設置されている路上変圧器に衝突する事故がありました。
松江警察署によりますと軽乗用車を運転していたのは、松江市の無職の男性(90歳)で、軽乗用車は、前側のバンパーがなどが壊れ大破。
この事故で、助手席に乗っていた男性の妻(87歳)は、意識不明の状態で病院に救急搬送されましたが、事故からおよそ1時間半後に死亡が確認されました。
警察は、事故の原因を調査中ですが、男性も、頭から出血するなど重傷で、回復を待って当時の状況などを聴くことにしています。
また、中国電力によりますと、この事故による変圧器の損傷で、付近のおよそ1640戸が最大で2時間にわたり停電するなど影響が出ました。















