実際に、管内の高速道路に落ちていたものを見せてもらうと…

NEXCO西日本 米子高速道路事務所 交通管理隊 岡崎武史 隊長
「いまここにあるようにこのようなものが、落下物で落ちていて回収したものでございます。」

タイヤのバースト片に木材、長さ1メートル以上もあるような鉄板もあります。

回収した落下物


NEXCO西日本 米子高速道路事務所 交通管理隊 岡崎武史 隊長
「これは車の部品なのかどうなのかわからないけど、車線に落ちていると通行される客がこの落下物に乗り上げて事故になるということもあるし、回避をして、その回避行動で事故に遭う、または後続車と接触する可能性もある。」

NEXCO西日本によりますと、去年1年間で最も多く処理した落下物は、プラスチック・ビニール。
次いで、布類、木材などです。

実はこういった重量が軽いものこそ特に危険で、要注意だといいます。

NEXCO西日本 米子高速道路事務所 交通管理隊 岡崎武史 隊長
「この軽いものは、タオルとかビニールとか、シートなどは、風によって飛散する場合がある。そうするとこの飛散したものがフロントガラスに張り付いて視界が遮られたり、車の下にまきついたりして車が止まるというようなことも考えられる。」


軽い落下物は風などの影響を受けやすく、重大な事故につながる危険性が高いのです。