行楽の秋を迎え、高速道路でのトラブルが多発しています。
中でも多いのが、「落下物」。
しかし、必ずしも大きな落下物だけが危険なわけではないようです。
そこで、高速道路などをパトロールするNEXCO西日本・交通管理隊を取材しました。


特別に車にカメラをセットさせてもらい、その様子をウォッチ!
すると、さっそく…

NEXCO西日本 交通管理隊 男性隊員
「落下物発見。」
「そこ止まろう。」

数百メートル先に車を停めて、落下物の回収に向かいます。


NEXCO西日本 交通管理隊 男性隊員
「後方よし!」

車が猛スピードで行き交う高速道路。
安全を確保しながら、2人1組で落下物のもとまで駆け足で向かいます。


NEXCO西日本 交通管理隊 男性隊員
「横断!よし。回収完了!ビニールです。」

回収した落下物は、反射テープでした。

回収した反射テープ


相次ぐ、高速道路での落下物。
NEXCO西日本管内だけでも、年間およそ9万7500件もの落下物の処理が行われています。

また、警察庁によりますと、高速道路での落下物による交通事故は毎年20件以上発生していて、中には、死者が出るケースも。

実は、こうした落下物の多い時期は「秋」だといいます。

NEXCO西日本 米子高速道路事務所 交通管理隊 岡崎武史 隊長
「季節の変わり目ということがあるし、引っ越しシーズンということもあるので、落下物には十分注意していただきたい。」