長年お世話になった人形に感謝の気持ちを伝える人形供養祭がこのほど、鳥取市の寺で営まれました。
子どもの健やかな成長を願う人形は、役割を終えた後の処分に困る人も多いため「人形のはなふさ」が50年ほど前から供養祭を開いています。
今年も、はなふさの山陰両県の店舗に寄せられたひな人形や五月人形、ぬいぐるみなど5000体が鳥取市の玄忠寺の本堂に並べられ、僧侶がお経をあげて人形の魂を抜く供養をしました。
人形のはなふさ 英智哉 代表取締役
「役目を終えた後どうしたらいいという思いがある中でそれに応える場がみなさんに定着してきたのがうれしく思う」
本堂には、最後のお別れをしようと多くの人が参列し、人形に手を合わせ感謝の心を伝えていました。