▼男性にとって日章旗はどんな存在なのかー

23日、取材班は米子市内にある男性の家を訪ねていました。

火山司さん
「とにかく本当だろうかということと驚きですね」

火山司さん81歳。
驚いたのは、『父親の遺品が見つかった』と突然の連絡を受けたからです。


父である行一さんは、1943年に出征しました。
戦地に向かったのは、司さんが生まれたちょうどその日のことで、父の記憶は一切ありません。

中国、当時の満州で戦死したことは分かっていましたが、母親と2人暮らすなかでも、父について触れることはなかったといいます。

火山司さん
「父親の話を話題にするようなことはなかったですね。避けていたという訳でもなかったけれども、どちらからも話かけなかったと…」