イトーヨーカ堂は9日、セブン&アイ・ホールディングスが2023年3月に公表した首都圏店舗網への注力方針を受け、北海道・東北・信越エリアにある一部店舗から撤退する方針だと発表しました。
新潟市中央区にある「イトーヨーカドー 丸大新潟店」も含まれています。

丸大新潟店については、食品スーパーマーケットなどを展開するOICグループ(本社 川崎市)へ2025年3月ごろに株式を譲渡して、事業を承継するとしています。

イトーヨーカ堂の発表によりますと、OICグループに事業承継等するのは
・北海道 屯田店 琴似店
・青森県 青森店 弘前店
・岩手県 花巻店
・新潟県 丸大新潟店
・長野県 アリオ上田店 です。

そのほか、宮城県の石巻あけぼの店はヨークベニマルに、北海道のアリオ札幌店はダイイチへそれぞれ事業承継等を行うということです。

今回の各社との合意についてイトーヨーカ堂は、各地域住民の継続した買物場所の確保や雇用維持を目的として協議を進めてきたとしています。