新潟県燕市の小学生と韓国の小学生がオンラインで交流しながら、力を合わせて「SDGs」に関するアート作品を作りました。
平和の象徴のハトや戦争反対を訴えるメッセージなどが描かれています。
これは、燕市の吉田小学校の6年生と韓国の6年生が世界平和をテーマにした絵を送り合ってお互いで仕上げ作業をしたもので、30日に完成発表会が開かれました。
【吉田小の児童】
「このバラが、ピースバラという平和を意味する花なので綺麗に描かないと、と思って花びらを1枚1枚描かせていただきました」
韓国の小学生に自分の絵を仕上げてもらったという児童は、色の鮮やかさに驚いたそうです。
【吉田小の児童】
「私が下書きした絵が韓国に貼られるし、とても嬉しくて笑いが止まらないというか、微笑みが漏れてしまう」
日韓両国の小学生は、これまでの共同授業で『幸せ』について考えてきました。
そこで、世界全体が幸せになるためには「SDGsを達成することが大切」だと学んだそうです。
親交を深めた児童たちは、最後に英語で将来の夢も語り合っていました。
【吉田小の児童】「私はみんなを笑顔にして幸せにしたい」
【ヒョンドン小の児童】「賢い人になりたいです。賢明に行動したいと思います」

言語や文化の違いを超えて、平和への思いや夢を共有した、貴重で幸せな時間となったようです。
