雪の行方は…

イベントが終わった翌朝から雪の処理が始まりました。
会場との約束通り、大量の雪を3日間で雪をなくさなければいけません。
なかなか妙策が出ず“八方塞がり”だった雪消し作戦

新兵器も登場しました。

雪と水を混ぜてシャーベット状にし、それを観客席に噴き上げて消えるのを待つという方法です。

しかし、ザラメ状の重い雪にはあまり効果は上がりませんでした。

さらに、ボイラーで作った温水をパイプの中で循環させて、その上に雪を被せて溶かす方法も試されたのですが、大量の雪を一気に消すのは至難の業でした。

並行して行っていたダンプカーによる運び出し作戦の方が、費用はかかったものの結局、はるかに効果的でした。

雪に慣れていた安塚の人たちも、最後の最後まで雪に振り回されました。
言い換えれば、雪の偉大さ、雪と共存する大切さ、を学んだのかもしれません。

そして、雪を満載したダンプカーの向った先は…