とても色鮮やかな、新潟県十日町市の「ふるさと納税返礼品」。
着られなくなった着物をリサイクルして作るこの“トートバッグ”や“がま口財布”を考案したのは、新潟県立十日町総合高校の女子高校生たち。

「ふるさとを発信したい」という気持ちから生まれた企画です。
「十日町と言えば着物だなっていうのもあって、着物をどうしても使いたくて」
「こういう柄がいいっていうのを企業に見せて、中から選んでもらった」
十日町総合高校では授業の一環で、3年生が「地域の魅力が詰まった商品の企画」に取り組んでいます。
「着物を使ってふるさとを発信したい」と提案したところ、着物の加工業を手掛ける地元企業が手を上げ、トートバッグの製作が始まりました。試行錯誤の末、企画から3カ月後にトートバッグは完成。
トートバッグは縦26cm×横21cmで、手軽に持ち運びできる大きさです。
バッグの表面には、サイズが合わなくなったり、汚れたりして、着られなくなった着物が使われており、日本古来の伝統技術が詰まった商品となっています。
「十日町を知ってもらって、もっと賑やかになればいい」
「着物が好きっていう人にもっと知ってもらえば…」
コラボ企業も、若い力と共に今後も伝統文化を継承していきたいとしていました。
【きものブレイン 樋口武光さん】
「若い方のSDGsだとか、日本に根付いた文化や技術がコラボレーションして、いろいろな形で発信していけるんだな、と改めて感じています」
この『JK発案 ハートフルワンダートート&がま口』は、寄付額5万円で十日町市の「ふるさと納税の返礼品」の中から選べるということです。
