青葉組では悪天候の際のリスク管理を徹底しているほか、厳しいとされる林業の労働環境を改善し長く続けられる職場を目指しています。勤務時間は午前5時から11時までの6時間。3日働いて1日休むというローテーションが基本です。

【グリーンフォレスターズ青葉組新潟団 三浦愛子さん】
「3日働いたら1日休める。すごく元気に続けられるなと思って。そりゃもう本当にありがたいです」

新潟団に所属する他の3人も、佐藤さんと同じく別の林業会社からの転職組です。
青葉組に集まったメンバーには特徴があると佐藤さんは話します。

【グリーンフォレスターズ青葉組新潟団 佐藤剛さん】
「今までの林業は『いかに木材を生産するか』ということを考えていた。しかし、僕たちはそれも大事だが、山が持つ本来の機能、生き物のすみかだったり水を貯える機能だったり。そういう『山本来の機能をどうやったらいかせるか』という考え方を持っている人が集まっている」

佐藤さんは青葉組のメンバーと一緒であれば「伐採して終わり」ではない“循環型の林業”を実現できると確信しています。

【グリーンフォレスターズ青葉組新潟団 佐藤剛さん】
「未来の山づくりの一端を担っているのが大きいなと思っていて。60年、70年前の人たちがせっせと頑張って木を植えて育てたおかげで、僕たちがここで林業をさせてもらっているので。今度は僕たちがやるという形」

持続的な森づくりを目指して…佐藤さんたちの挑戦はこれからも続きます。