稲は葉っぱまで黄色く枯れ、倒れてしまっているところも。

ポンプでくみ上げて田んぼに引っ張ってきている阿賀野川の水が、理由の一つとして考えられています。

地元の人やJA新潟市によりますと、連日の渇水で阿賀野川の水位が下がったために海水が逆流し塩害が発生したのではないかということです。

阿賀野川河川事務所によりますと、現時点ではまだ調査をしていないために阿賀野川を海水がさかのぼっているかは不明なため、稲の被害との因果関係もわからないとしていますが、1994年の渇水の際には、大阿賀橋より上流に架かる横雲橋の上流にまで海水がさかのぼったことがあるということです。

新潟県農林水産部では、現在新潟市が行っている情報収集をもとに対応を検討したいとしています。