ただ、妙高市の雨はすぐにやんでしまい観測したのはわずか1ミリでした。

【コメ農家は】
「山も降ってひと水出てくれると助かるし、それを期待している。田んぼの稲も枯れそうなところも出ているので」
一方、上越市 川谷では24ミリ、十日町市 松代では18ミリの雨を観測しました。稲の状態を確認に来た十日町市の農家は…。

【十日町市の農家 清水隆さん(74)】
「待ちに待った雨だった。今水が十分欲しい時期なので、本当に“恵みの雨”でしたね」
清水さんの田んぼは近くの農業用のため池から水を引いていますが、ため池の水は日に日に減っていて表面に出てきた土もひび割れていました。

【農家 清水隆さん】
「10日くらいバルブ開けても一滴も出ない状態。よく言う"降り癖"がついてもらうといいが…」

雨が降ったのは一部の地域だけで、新潟市など梅雨明け以降、17日夕方まで一切雨が降っていない所もあります。
この土日は降水確率40%と予想されていますが「降り癖」はつくのでしょうか。
