人形を使って交通事故を再現し、子どもたちに交通安全について考えてもらう教室が新潟市で開かれました。


新潟市中央区の関屋自動車学校で開かれた交通安全教室には、浜浦小学校の1年生49人が参加しました。子どもたちはダミー人形を使って再現した交通事故を見て、どんな場面が危ないかを確認。また交通ルールを無視する「ムッシー」から横断歩道の正しい渡り方を教わりました。

人形を使い、飛び出すと危ないなどの実演も

【児童】
Qきょうの授業はどうでしたか?
「結構、怖かったです」

Qどんなことが大切だと思った?
「手をあげること。それと右左を見ることです」


今年、新潟県内では1270件の人身事故が発生していて、20人死亡し、1439人がけがをしています。

【新潟中央警察署 交通課 佐藤亮 課長】
「道路横断中の交通事故は引き続き発生している現状にあるので、横断する際は左右の確認、安全確認をしっかりして交通事故に遭わないようにしてほしい」

夏になり外出の機会が増えているため、警察は「交通指導を続け、事故の防止に努めたい」としています。