プロバスケットボール・B1リーグの新潟アルビレックスBBは現在、リーグ最下位でB2リーグ降格の危機にあります。勝率は下位3チーム並んでいますが、得失点差などで下回っているため、残留するには、勝利は絶対です。

さらにその上で、富山と滋賀が敗れ勝率で上回らなければいけません。5日の最終練習、選手たちは絶対に残留しようと強い気持ちで臨んでいました。

残留がかかった決戦を前に、アオーレ長岡で選手たちは最後の練習に汗を流しました。リーグ終盤、負けたらB2降格が決まる“崖っぷちの状態”から、ここまで4連勝と快進撃を続けるアルビBB!

“頼れる兄貴”ロスコ・アレン選手

特に“頼れる兄貴”ロスコ・アレン選手の活躍が光ります。5日に30歳の誕生日を迎えたアレン選手、最終節は“バースデー勝利”へと意気込みます。

【ロスコ・アレン選手】
「なにがあったとしても、どういう活躍になろうとも、勝つというところが一番重要だと思うので、勝利をブースターの皆さんに届けられるように頑張りたいと思います」

キャプテン 澁田怜音選手

最終節は、ホーム・アオーレ長岡で迎えるアルビBB。ブースターの熱い声援を受け、奇跡の残留へ。若きキャプテン・澁田怜音選手は、「直近の4連勝で勝つパターンは学べている」と自信を見せます。

【澁田怜音選手】
「2連勝しなきゃ僕たちの状況的にいけない(B1残留できない)ので、しっかりチームで戦って、2連勝しっかり勝ち切りたいと思います」

2連勝、そしてB1残留へ…選手たちの思いはひとつです。