ヘアドネーションとは
ヘアドネーションは、髪の毛の「ヘア」と、寄付のボランティア=「ドネーション」を組み合わせた言葉で、病気やけがなどで髪の毛を失った子どもに対し、医療用のかつらを作るため自らの髪の毛を寄付することを言います。

大阪のNPO法人によりますと、団体には年間で10万件ほどのヘアドネーションが寄せられ、このうち男性からの寄付は2%ほど。特に子どもの髪の毛はダメージが少なく、かつらを作る工程に耐えられる強さがあるため、とても貴重なのだそうです。

髪の毛は、染めていても、パーマをかけていても、白髪でも大丈夫。ただ、かつらは髪の毛を半分に折り返して作るため、『31センチ以上』の長さが必要です。

1人分のかつらを作るのにも、30人から50人分くらいのヘアドネーションがないといけないそうです。