11日に新潟県胎内市の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザを疑う事例について、県は12日、遺伝子検査の結果は陽性だったと発表しました。
高病原性鳥インフルエンザの陽性が確認されたのは、胎内市の採卵鶏農場です。
県によりますと、農場は11日、死亡羽数が増加しているなどの異常があるとして下越家畜保健衛生所に通報。A型インフルエンザの簡易検査で陽性となり、12日に遺伝子検査を行ったところ陽性が確認されました。
県は飼育する採卵鶏約33万羽の殺処分に入ります。
県内の養鶏場で鳥インフルエンザが確認されたのは今シーズン5例目。
胎内市では6日にも別の養鶏場で鳥インフルエンザが確認され、約68万羽の殺処分が行われています。