貴重な“冬晴れ”が見せた五頭山からの夕日と朝日

夏場は飯豊本山の小屋番をしている金子益雄さん(70歳)です。雪山では雪を溶かして飲み水にします。

【金子益雄さん(70歳)】「完成かな?美味そう…」
金子さんが作ってくれたのは、ラーメン。アツアツでした!

【金子益雄さん(70歳)】「あったかくて、美味い!」
ご飯を食べて、夕方、金子さんのおすすめスポット、五ノ峰へ向かいます。お目当ては、夕日です。

【金子益雄さん(70歳)】「週に2、3回登っていますが、夕日を見るのは久しぶり。これは登ってみる価値がありますよ」

【金子益雄さん(70歳)】「おはようございます」
そして、翌朝…もう一度山頂へ向かいました。日の出を見るためです。

そして、日の出の時間になると…太陽が東の空から静かに顔をのぞかせました。

【登山者】「この日は、日の出が6時58分だったから、4時半にスタートしました。最高です。今日は早起きして来てよかったです」

【登山者】「きょうはいいんじゃないですか。今年一番ですよ」

朝日に照らされた雲海は、“天からのごほうび”のようです。

【金子益雄さん70歳】「これから若い人にどんどん登ってもらって、山小屋や登山道に興味を持ってもらえると、これからずっとつながっていくと思います」