世界文化遺産への登録を目指す『佐渡島の金山』について永岡桂子文部科学大臣は20日、ユネスコ・国連教育科学文化機関に正式版の推薦書を再提出したと発表しました。提出は19日付で、政府は最短で2024年の世界文化遺産登録を目指しています。
政府は去年2月に推薦書を提出していましたが、ユネスコから「西三川砂金山の導水路跡」をめぐる記載に不備があると指摘されたため、導水路に関する記載を充実させるなどした暫定版を去年9月に提出していました。
正式版推薦書の提出を受けて、新潟県の花角英世知事は、「県といたしましては、推薦書をあらためて提出することが決まった昨年7月末以降、国や佐渡市と連携して作成作業を進めてまいりました。 今回提出された推薦書をもとに『佐渡島の金山』の文化遺産としての価値が評価され、 世界遺産登録が実現するよう、全力で取り組んでまいります」などとコメントを発表しました。
政府は、最短で2024年の世界文化遺産登録を目指します。