国の重要文化財にも指定されている新潟県 関川村の「渡邉邸」が今、存続の危機を迎えています。その伝統を守ろうと、ある取り組みが始まっています。
関川村にある豪商・豪農の館「渡邉邸」

【渡辺家保存会 稲家誠 事務局長】「今ちょっと雪で見えないんですけど、あれが石置木羽葺屋根になります」

最大の特徴は、22万枚もの薄い杉の板を並べて、その上に石を置く技法「石置木羽葺屋根(いしおきこばぶきやね)」

屋根の広さは主屋と土蔵を合わせて、およそ500坪と日本最大級。

国の重要文化財に指定され「平成の大修理」を経て2015年にリニューアルしましたが、今、存続の危機に直面しているのです。理由は、渡邉邸のウリである「屋根」です。

【渡辺家保存会 稲家誠 事務局長】「最初のうちは取り替える部分が少なかった。ただひっくり返して終わっていたのが、だんだん年数がたってくると、取り替えなければいけない部分がどんどん出てくる」

維持のため、毎年100坪ずつ修理する必要があるのに加え、経年劣化で取り替える部分も増加。修繕費は以前の2倍、800万円から900万円に膨れ上がっています。

さらに…
【渡辺家保存会 稲家誠 事務局長】「(215年の)リニューアルオープンの時には3万人くらいのお客さまだったんですけど、その後ウイルス禍もあって、今だと8000人くらい。そんな状況の中で赤字経営が続いていると」
国や村などの補助を受けても、毎年およそ400万円の修理費用が必要ですが、赤字の状態では限りなく厳しいのです。それでも地域の宝を失いたくないと、保存会はクラウド ファンディングの挑戦を決めました。
【渡辺家保存会 稲家誠 事務局長】「なんとかこの伝統のある建物を後世に残していきたいと思っていますので、皆様の方からぜひご支援をいただければと」

目標額は100万円。来月15日まで支援を呼びかけています。











