東京都赤坂の個室サウナ店で夫婦が死亡した火事を受け、新潟市でサウナが適切に管理されているかを確認する消防局や保健所などによる臨時の立ち入り検査が24日から始まりました。

24日には新潟市西区の『アクアパークにいがた』で、新潟市消防局・保健所・新潟市建築部の職員が合同で臨時の立ち入り検査を行いました。

15日に30代の夫婦が死亡した東京都赤坂の個室サウナ店火災では、非常用ボタンから繋がる受信盤の電源が切れていたり、出入口のドアノブが外れていたりしたのが分かっていて、警視庁は業務上過失致死の疑いも視野に捜査をしています。


そのため今回の立ち入り検査では、非常用ボタンや換気設備が機能しているかなどを確認しました。

消防によりますと、サウナに特化した立ち入り検査は初めてだということです。

【新潟市消防局 青木源 消防司令補】
「利用者の方が安心してサウナ施設を利用できるように、自主的に日ごろから整備や点検をしていただければ」

新潟市では、およそ60か所のサウナ施設について2026年2月末までに立ち入り検査する方針です。











