野澤、寺川、そして船越。
3人のレジェンドが舵を取る「新生・アルビレックス新潟」の船出。泥にまみれ、汗を流し、サポーターと共に進むその先に、歓喜の瞬間は必ず待っているはずだ。

会見の最後、次期社長の野澤はこう言って笑った。
「船越監督には存分に大暴れしてほしいです。アキレス腱だけは気をつけてください(笑)」

20年前、共に歓喜と痛みを分かち合った戦友たちの顔には、久々に晴れやかな笑顔が戻っていた。30周年を迎える来季、ビッグスワンに笑顔と歓喜が爆発することを信じて。

◆この記事を最初から読む / ◆前編「敵に回すと怖かった」アルビの新指揮官 船越優蔵 “20年前の戦友”が託す再建への道 へ