今シーズン新潟県内で初めて胎内市の養鶏場で鳥インフルエンザの発生が確認されたことを受け、新潟市の水族館 マリンピア日本海も警戒を強めています。

子どもたちに大人気。マリンピア日本海にいるペンギンたちです。

この日は個体を識別するために腕につけられているタグが交換されました。

このペンギンを巡ってマリンピア日本海が警戒しているのは鳥インフルエンザです。

胎内市の養鶏場では4日、今シーズン全国では3例目、県内では初めてとなる鳥インフルエンザの発生が確認され、およそ63万羽の処分が始まっています。

マリンピア日本海は野鳥の出入りを防ぐために、屋外にあるペンギンエリアにネットを張っています。

【マリンピア日本海 展示課 棚橋悠里さん】「国内での感染は春先も長く続いていた。次の鳥インフルが出るまでに数か月しかなかったので、1年中つけた状態になっています」

また、出入りする職員は念入りに靴の消毒を行うなど感染対策を続けています。

仮に館内で感染が確認された場合は、全てのペンギンを処分する可能性もあるということで、マリンピア日本海は感染対策への理解を呼びかけています。