「暴力団が動いていて危ない」などと言われ…
一方、小千谷市の70代男性の自宅固定電話には、9月29日に『東京中央署』の警察官を名乗る男から電話がありました。
男は「暴力団があなた名義で口座を開設していて、口座には6000万円から7000万円入っている。かかわった人間が1人逮捕されており、その人物は、あなたに400万円手数料を支払っていると言っている」などと言われたということです。
その後、検事を名乗る男から電話があり「暴力団が動いていて危ない」などと言われ、現金を引き出すように指示された男性は現金を自宅で保管していたといいます。
10月10日に、“ニセ検事”から外から見えないよう半透明の袋に現金を入れるなどして自宅カーポート内に置くよう指示された男性は、現金400万円が入った袋をカーポート内に置いた所、その後、袋がなくなっていたということです。
男性は家族に“ニセ警察官”や“ニセ検事”の話をしたところ、詐欺に遭ったことが分かったということです。
警察は、いずれも特殊詐欺事件として捜査しています。










