「真心こめて、良いものを」

一方で、お客からは閉店を惜しむ声も…

石川県から(地元が柏崎)
「悲しかったですけど、忙しそうだったので、しょうがないのかな」

柏崎市から
「また柏崎の良さが一つ無くなるみたいなね、さみしいですよね」

柏崎市から
「すごくさみしいけど、マスターやスタッフの皆さんが体壊さないで、最後までやってほしいな」

午後6時。開店前にできた行列が無くなり、この日の営業が終了しました。
普段は夜の営業も行っているそうですが、早じまいをすることもあるそうです。

取材の最後に西村さんが話してくれたのは、お客への思いでした。

そばよし店主 西村伯和さん(79)
「愛していただいているお客様に対しては、本当に心苦しい思い。一品一品心込めて出したいと。これはもう変わらないように最後までやっていきたい」

海と風の町・柏崎の名店そばよし。
52年続いた店の灯りは11月3日まで、もう少し街を照らし続けます。