【救助に当たった人】
「一瞬で火と煙が家中に回ってしまって、中には入れる状況じゃなかった。もう早く人を助けないと、中にいる人を助けないと と思って無我夢中だった」

同僚ら3人で、すぐに男性のもとへと向かいました。
1人が窓まで上り、2人が下で受け止めるようにして助け出したということです。

【救助に当たった人】
「同僚が『煙が見えた』と言うので、“これは行くしかない”と…(外の)室外機に足を掛けて、フェンスがあったのでつかまって(窓まで)上がって」

「『飛び降りてくれ』と言ったが、(男性が)足が悪いというので、(下で)『支えますから』と降りてもらって。何とか間一髪でした」

火は近くの住宅の一部も焼き、午後1時過ぎに鎮火しました。
男性は一酸化炭素中毒の疑いで病院に運ばれましたが、命に別状はないということです。

救助した人によりますと、男性は「仏壇から火が出た」と話していたということで、警察と消防が火事の原因を詳しく調べています。