義手や義足をつくる義肢装具士を目指す学生が義足のユーザーを招いて実習を行いました。

実習室に集まった新潟医療福祉大学の学生たち。
義足ユーザーを招き話を聞きながら、義足に必要な『ソケット』という部品の型を作ります。

ソケットには足の切断部分と義足をつなぐ重要な役割があり、足の形に合わないと痛みを感じたり義足がうまく機能しなくなったりします。

義足ユーザー
「もっと強く、ぐっと押した方がいい」

国家資格の『義肢装具士』という義手や義足づくりの専門家を目指す学生たち。
義肢装具士は全国に6460人いますが、人数が足りていないということです。

学生
「テレビで義肢装具士の番組をやっていたのがきっかけ。その人の環境ややりたいことを一番理解して、寄り添える義肢装具士になりたいです」

学生たちは義肢装具士に向け、貴重な経験を積むことができたようです。