5年に一度開かれているこの市民大運動会の始まりは、半世紀近く前の1977年にさかのぼります。ただ、5年前の前回は新型コロナウイルス感染症拡大の影響で実質中止となったため、市民が一堂に会するのは実に10年ぶり。

市民大運動会の目玉は『パン食い競走』。
この日だけの“特別レース”に、豪華なメンバーが顔をそろえました。
400mハードル日本記録保持者で、パン食い競走の普及を目指す為末大さんに、あんパンの元祖・東京銀座の木村屋總本店7代目社長の木村光伯さんや、マスターズ陸上で投てきの数々の日本記録に加え、世界記録まで持つ92歳の現役アスリート・黒崎弘明さん。さらには、小中学生のときに陸上部だったという桜井雅浩柏崎市長も参戦しました。

選手たちが誓うのは…
【ぱん食い競走協会 会長 為末大さん】
「スポーツ“パン”シップ宣言!1.すべてのプレーヤーはパンのもとに平等である。2.どのようなパンであれパンはパンである。3.プレーヤーたるもの一度くわえたパンは食べきらなければならない」
パン食い競走は、風と時の運に勝敗が左右されるそうです。