気象庁は、8日午後3時にフィリピンの東の海上で台風23号が発生したと発表しました。8日午後9時現在、1時間におよそ30キロの速さで北北西に進んでいるとみられます。台風は今後、沖縄や奄美に近づいた後、東よりに進路を変えて太平洋側を進む見込みで、3連休に影響が出る可能性もありそうです。
気象庁によりますと、台風23号は8日午後9時現在、中心の気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルで、中心から中心から220キロ以内が風速15メートル以上の強風域となっています。
台風23号は、10日午後9時には南大東島の北北東およそ60キロの海上に進む見込みで、11日午後9時には九州の南に進み、その後は進路を東よりに変えて太平洋側を進む見込みです。非常に強い台風22号と同じような場所を通る可能性もあります。