新潟空港を拠点とする地域航空会社『トキエア』の取締役に1日付で就任した実業家の堀江貴文さんが6日に東京都で会見し、航空産業とエンタメという独自の視点でトキエアの“ビジョン”を語りました。

トキエア取締役の堀江貴文さんは、共同代表の和田直希さんと登壇。

【和田直希 共同代表】
「佐渡路線を次やってみようというところ。どうですか?堀江さん」
【堀江貴文 取締役】
「いいっすよね、佐渡。世界遺産だし『一回は行ってみたいよね』と思ってる人たちは結構多いので、佐渡に就航するとメチャクチャ良いと思います」

トキエアは堀江さんについて「常に業界に対してイノベーションを起こしてきた」などと評価したうえで、取締役への就任をオファーしていました。

【堀江貴文 取締役】
「航空産業とエンタメって、親和性が割と高い。地方でのイベントはこれからもっと盛り上がってくると思うので、チャーター便とかのニーズも広がってくるかな」

会見では赤字の続くトキエアについて「2027年に黒字化のスケジュール」と発表。
さらには、燕三条を拠点に、小型航空機(LSA)の製造開発事業への参入を目指すことも明らかにしました。

【堀江貴文 取締役】
「経済が良くなるというのはもちろんあるんだけど、飛行機を作れるって、なんか夢じゃない?そういうものが新潟・燕三条にできるというのはすごく楽しみ」

さまざまなビジョンを打ち出したトキエアによって今後、新潟の空がどう変わるのかが注目されます。