暑さを「あまり感じない」のが危険
【鈴木内科小児科医院 鈴木紀夫医師】
「お年寄りの場合、自分で気付かずに悪化して亡くなってしまうというのが特徴」
2024年に新潟県内で熱中症で救急搬送された人のうち、およそ6割が高齢者で、4人が亡くなりました。

高齢者が熱中症になりやすい原因の一つは、暑さに対する身体の『調節機能や感覚機能が低下』していること。
「高齢者は、体内の元々の水分量がすでに少なくなってきているので、自分が思っている以上にプラスアルファで水分を飲まないと、熱中症対策にはならない」