新潟県は、柏崎刈羽原発の再稼働について県民から意見を聞く“公聴会”を、6月29日から8月31日までの間に、県内5か所で開催すると発表しました。
この公聴会は、原発再稼働に関する新潟県民の多様な意見を聞くために開催するもので、下記のスケジュールが予定されています。
●柏崎市 6月29日
●長岡市 7月27日
●上越市 8月3日
●新潟市 8月24日
●新発田市 8月31日

公述人は公募したうえで、選考委員会が再稼働についての意見や、年齢・性別を考慮し、各会場で5~10人程度を選ぶということです。

花角英世新潟知事は、東京電力の柏崎刈羽原子力発電所の“再稼働の是非”を判断するにあたり、『県民の受け止めを見極めるための手段』の一つとして、この公聴会を挙げていました。
公聴会が8月末まで続くことで、原発再稼働に関する知事の判断は、早くても9月以降になるものとみられます。
