新潟県長岡市の『ブルーシード新潟』は、コメ農家の竹内正彦さんと東京のコメ卸業者・ヤマタネが共同出資して2024年に設立した農業法人です。
コメ作りそのものにコメ卸が参入するのは珍しいケースだそうですが…

【ブルーシード新潟 武田創一郎取締役(ヤマタネから出向)】
「農家さんが、100人・200人というペースでやめていく。そうするとコメの調達自体ができなくなってしまう。これはマズイな、ということで…」

新潟県内のコメ農家の数は、高齢化や米価の低迷などで20年で半分以下に減少。
一方で現在はコメの価格が16週連続で上昇するなど、コメの需要が高まっていることから、多くの産地では“異例の増産”に踏み切りました。
新潟県では2025年の県内コメ生産量目標を、前年よりも3.5%多い56万tほどに設定しています。