こんな声も…

「外国から“主食用に”安いコメが入ってくるんではないかという、わけのわからない状況…」「ミニマムアクセス米の調整弁として、主食用が増大したり…」

『ミニマムアクセス米(MA米)』とは、関税をかけずに輸入しているコメのことで、年間77万tがアメリカやタイなどから輸入されています。
そのうち主食用として使われているのは10万t。残りは飼料用や加工用などとして、購入した価格よりも安く払い下げられています。

このため年間で700億円近い財政負担が生じているとして、財務省の審議会では、コメの安定供給につなげるため“主食用として活用する量”を拡大するような提言も出されました。

この15日の提言が、コメ農家にとって“脅威”となっています。