新潟市北区の道路陥没を受けて新潟県では、県の管理するおよそ270kmの下水道管や道路で緊急点検を実施した結果、異常は確認されませんでした。

埼玉県の事故を受けて国は、全国の下水道を管理する自治体などに“緊急点検”を要請。点検対象となるのは規模の大きいもので、晴れた日に1日30万立方メートルの下水を処理する下水処理場につながる直径2メートル以上の下水道管です。

【新潟県下水道課 波塚泰一 課長】
「わが県にはそういうところはないということですし、12月にも我々が実際に緊急点検をやっていますので、とりあえずはその緊急点検はやらない」
県内には緊急点検の対象となる下水道管はありませんが、県は改めて自主的な点検を検討しているということです。

また、道路の陥没など異常を発見した場合には、道路の管理者や区役所などに連絡してほしいと呼びかけています。