新潟県上越市で土木工事を手掛けていた『M.A.Z』が、破産手続きを開始する決定を新潟地裁高田支部から22日に受けていたことがわかりました。
負債は約2500万円とみられています。
民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、2013年に設立された土木工事業者である『M.A.Z』は、主に大手舗装会社からの下請けを中心に事業を展開し、道路工事を得意としていました。
2021年6月期時点では、年の売上高として約5200万円を計上していましたが、上越市内の道路工事自体が減るなどして売り上げも減少。2022年の6月期には年売上高も約3200万円にとどまる一方で、外注比率も高さもあって損益面からも採算があわず、債務の超過した財務体質となっていた模様です。
加えて、その後も業況の厳しさが続くなかで先行きの見通しが立たず、事業の継続を断念したものとみられています。