7期目を目指す鷲尾さんは、民主党・民進党などを経て2019年に自民党に移り、今回は「自民公認」として初の小選挙区の戦いに挑んでいます。

「政治業界においてはまだ私は若いほうなんです。だからこれから何度でもチャレンジをして、皆様方に改革を断行した姿というのをしっかりとお見せしたい。自民党の中からしっかりと変わるんだということをお見せをしたいと思っています」

演説では政治とカネの問題に時間を割き、使い道が不透明な政策活動費の廃止を掲げます。

「あの…念のために申し上げますが、私は裏金議員ではございません。“裏金ゼロ″議員でございます」

長く旧新潟2区を地盤としてきた鷲尾さんにとって、区割り変更によりおよそ7割が新たな有権者となりました。
支援者からもらったお守りを身に着け、日々地域を歩いてきたと鷲尾さんは話します。

「正直新しい選挙区割りになって一番地域を歩いているのは私だと思うので、それは自信を持って言えますので、それを糧にやっていきたいと思いますね」

のぞかせる自信は、こんな数字にも裏打ちされているそうです。

「16kgやせたんですよ。2023年の2月に支部長になって、4月の統一地方選挙が終わってから、ダイエットしようって、決意してから16kg…」

そして選挙戦の支えにもなっているのは、自民党の大物応援です。
17日は小泉進次郎選対委員長が、16日には菅義偉副総裁が駆けつけました。

【自民党 小泉進次郎選対委員長】
「人のために汗をかける鷲尾英一郎さんが、1票差でいいですから勝たせていただけますように。どうかともに…」

【鷲尾英一郎候補】
「政治の本質は、政治の使命は何たるか、あるべき政治は何か。これを皆さんと一緒に、世間の皆様に、それをもう一度思い起こさせる、そんな戦いをしたいわけであります、皆さん」